意外と知らない!50歳以上の求人探し鉄板ガイド

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50歳以上の求人・見極め術

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1.50歳以上の求人動向

 日本では2014年度から、雇用対策に大きなテコ入れを行うことを決めています。これまで盛んだった、若者の就労支援ではなく、転職支援に重点を置き、300億円の予算を投入する予定なのです。方法はシンプルで、転職支援会社を活用して、社員の再就職を実現させた企業への資金投入を増大させることで、“失業なき労働移動”を後押しするのです。つまり、リストラされた個人が再就職先を探すのではなく、企業が継続雇用が難しいと考えている社員の再就職先を、転職支援会社に依頼して見つけてもらうことで、助成金を得られるだけでなく、人生整理もできるというしくみなのです。

 この雇用対策により、50歳以上の求人が増えることが予想されます。転職に前向きなひとにとっては、チャンス到来ですが、会社から転職を勧められる社員が出るという、マイナス面もあります。これまで、どんなキャリアを積んできたか、勤務先にどのような貢献をしてきたかが、分かれ道になるようです。

 また、50歳以上の求人のすべてが、正社員雇用とも限りません。契約社員や嘱託社員、パート、アルバイトなどの有期雇用であれば、わざわざ転職する意味がありません。求人情報をしっかり見極め、すべての環境をリセットしてまで転職したいかどうかを、冷静に考えてみる必要がありそうです。

2.50歳以上でしか持ちえない強みのこと

 企業がミドル世代の採用に前向きになった背景には、景気回復の波に乗るべく、将来に向けた投資を始める企業が増えていることがあげられます。企業を存続するため、必要最低限の人員で最大限の成果をあげることを優先してきました。企業内でロストジェネレーション世代の育成がままならず、業績アップと人材育成の両面に長けた50歳以上のミドル世代に、注目が集まるようになったのです。

 50歳以上のビジネスマンは、十分に実績を積んできており、すでに業界内に確固たる立場を築いているものです。判断力や人間性、人脈、どれをとっても、それ以下の年代にはない強みです。マネジメント経験の豊富さも、部下の指導・育成に悩んでいる企業には、のどから手が出るほどほしい能力です。自信を持って、アピールすべきでしょう。

 反面、50歳以上だから懸念される弱みもあります。それは、健康面も含めた自己管理能力の有無です。50歳以上の中途採用は、企業にとって成果と実績をもたらすものでなければ意味がありません。与えられた目標を確実に遂行できる能力とともに、就職規則や職務規定を遵守し、体調管理も万全であることが求められます。自分にマイナスポイントがないかどうかも、冷静に分析しておきましょう。

3.企業が50歳以上の中途採用者に求めること

 では、企業は50歳以上の中途採用者に、何を期待しているのかを考えてみましょう。長いビジネスマンとしてのキャリアの中で、バブル時代も、長い不況も経験した50歳以上の中途採用者には、若者にはない確かな能力があります。それは、高いコミュニケーション能力と、不慮の時代を臨機応変に乗り切れる対応力です。50歳までに結果を出してきたビジネスマンの共通項に、社内外での交渉能力が高いことがあげられます。顧客や経営陣、同僚、部下など、社内外の仕事関係者の異なる価値観、役割を理解したうえで、企業の利益につながるように調整できるようになるには、酸いも甘いも嚙み分けた経験が不可欠です。

 いま企業が求めているのは、単に業界や職種の経験が長く、一時の成果をあげられる能力ではありません。年齢を重ねても、守りに入ることなく、攻めの姿勢を持ち続け、熟練した専門スキルを活かした企画・開発を提案、推進できる能力を求めています。そうした能力を発揮するためには、社内のメンバーの動機づけを行うよう働きかけ、組織を変革していく能力がなければなりません。このように、企業は50歳以上の中途採用者に、さまざまな能力を求めます。そのニーズの応える経験やキャリア、覚悟があるかどうかを、応募書類や面接で見極めているのです。

4.ハイクラスな求人ほど転職サイトで探せ!

 50歳以上の求人探しとなると、ハローワークや新聞の求人欄を思い浮かべる方も少なくないでしょう。ですが、そうした方法では、ハイクラスやエグゼクティブが対象の求人に出会うことはできません。せっかく転職市場が活況なのですから、少しでも自分の価値を理解してくれる企業を探すためにも、まず転職サイトに登録することを基本に据えてください。転職サイトによって、取り扱う求人企業の規模や業界、職種などが異なりますから、複数の転職サイトに登録することが前提です。このとき、ハイクラスやエグゼクティブの求人を扱っている転職サイトを、必ず含めるようにしましょう。

 また、大手の転職サイトを通して、関連会社である人材紹介会社の求人を紹介してもらえることもあります。人材紹介会社は、個人と企業のマッチングすることでフィーを得るという性質上、非公開求人や独占求人を多く取り扱っていますので、そうしたチャンスをつかめる環境に、自分を置くように心がけてください。


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リクナビNEXT
詳細
★★★★★
・日本最大級の会員数を誇る転職サイト
・転職活動の効率を上げる会員限定機能あり
・登録も利用も完全無料
利用者の声
良かった
さまざまな業界の求人ありのサイト。さらに50歳以上の求人探しも容易にできるサイト。それがリクナビNEXT。これはあくまでも私の実感。事実、私もリクナビNEXTで転職に成功できましたし、年齢も50代半ばですから、良い参考になると思います。他の求人サイトでは見つからない求人もたくさんありましたから、多くの方の役に立つでしょう。
良かった
ある事情で転職せざるを得なくなり、リクナビNEXTを利用。最初はよくわからなかったものの、パソコンが苦手な私でも操作しやすく求人を見つけやすいサイトであると次第に思えてきました。転職に関する情報、応募や面接の準備などもこのサイトを参考にさせていただきました。有意義な転職活動であったと思います。
良かった
自ら検索、スカウトの両方を平行して行いましたが、後者によって再就職先を見つけました。これまでのキャリアを評価していただけたのです。思いもよらないことに、私には10社以上のオファーが届きました。そこまでたいしたキャリアではないのにです。50歳以上の転職希望者に勇気をくれるサイトではないでしょうか。
普通
リクナビNEXTに限ったことではないんだけど、求人を読んでみると良いことばかりが書かれていて疑いたくなってしまう。応募して面接を受けてみるとやはり求人とは少し違った印象を持つことも少なくなかった。文字情報のみに頼るのは限界?確かに似たような求人サイトよりは求人探しに適していたけれども。
普通
リクナビNEXTって余計な情報が多いよね。タレントのコラムとかは読んでも転職には役に立たないでしょう。そうした遊び心みたいなのがなければ良いサイトなんだけど、そこがちょっと残念。もっと転職に特化した情報で固めれば文句なしの求人サイトだね。若い人にはその方が受けがいいのかな?


リクルートエージェント
詳細
★★★★
・非公開独占求人案件・多くの実績
・キャリアアドバイザーの質が良いと高評価
・1人1人キメ細かな転職支援を行える
利用者の声
良かった
リクルートエージェントには、50歳以上の求人でも優良なものが多いと勧められて登録した。実際に紹介される求人を見てみると、会社の規模が小さく、年収もダウンするものも少なくないが、自分がこれまで培ってきたスキルやノウハウを活かして、ベンチャーや新興企業を育てるという、楽しさを感じられる仕事に出会うことができた。これからは、ビジネスマン人生の集大成といえる仕事をしていきたいと思う。
良かった
50歳以上の求人で魅力的なものは、ほとんどが非公開求人というのが、すでに常識です。私が紹介された求人も、新規事業の立ち上げのための管理職の募集でした。エージェントレポートを読み込み、職務内容だけでなく、組織内で求められる役割についても考慮しながら、応募書類を作成し、面接に臨みました。キャリアアドバイザーの読み通り、企業との相性も良さそうで、すぐに内定を得ることができました。
普通
転職サイトに比べると、リクルートエージェントには、50歳以上の求人が多いと思う。パーソナルデスクトップを使えば、自分のペースで、ひとに知られずに転職活動を進められるのも魅力だ。だが、キャリアアドバイザーとの面談を経なければ、受けられないサービスも多く、時間の自由にならない自分には、まだ参加できていないものも多い。地方でシフト制の仕事に就き、連休がとれない自分は、なかなか面談のために足を運べずにいるので、ライバルに差をつけられているのではと思うこともある。


5.50歳以上の求人の見分け方

 50歳以上の求人が増えているいま、これを機に転職を考える方も増えるかもしれません。ですが、転職後に後悔しないためには、求人をしっかり見極める必要があります。そこで、求人票を見るときに、しっかりチェックしたいポイントをまとめておきます。

・雇用・労災・健康・厚生という、4つの保険に加入している
・「基本給」が少額で、「手当」が高額な企業は要注意(昇給や賞与、退職金を低く抑える意図がある)
・通勤手当に上限が設けられている場合、その範囲で収まるかどうかを計算
・書類選考する会社は、応募者多数であるケースがほとんど

 上記のポイントをチェックし、自分が妥協できる内容になっているのかどうかを、しっかり考えてから応募してください。年収より、若者の育成やキャリアの集大成となる仕事に携わることが大事など、自分の中に基軸があれば、問題ないはずです。満足できる転職を実現するためにも、事前準備にはしっかり時間をかけてください。

公開日:
最終更新日:2016/06/28